こひちろうの独り言 |
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備後・府中の神々の多様さにひきずられて、古代「穴海」にのぞむ山々を訪ねて、最後に新市と駅家との境になる蛇円山へ入ることにした。山口県の西の長門の国は古代「穴門」の国であった。「穴」ってなんだろうと、なにか思いつくか?と「穴海」が見渡せる山頂への期待も持っていた。
山頂への取り付きにルートはいくつかあるが、はて?どこから、と地図をにらんでると、おかしなことに気づいた。新市の神谷川に流れ込む支流の谷に等間隔で神社マークが登っている。その数4つ。 古代、カミは大空を舟(貴舟?)にのって、まだった山の山頂に駆け下りてくる。山頂でなくて岩であることもある。それからそこを出発して中腹を経て山麓へ下ってくる。そこで、人々が前もって用意していた樹木(神木・御柱)御蔭木ミアレギに寄り付く(憑依)。ここらまでは、今もお祭りにおこなわれているから理解できる。人々はこの寄り付いた状態の木・柱を川のそばに引き込む。川のほとりにミアレギが着くと、カミは木からはなれ川の流れにもぐりみ姿を現す。これが御生ミアレ。カミが水中に出現するとき、カミを祭る巫女は川のなかに身をくぐらせ、カミを流れからすくいあげる。ここらへんが、今では理解できないが、京都の葵祭りの斎王イツキノミコが川で手を洗うシーンでテレビでみるところだ。 で、空中を舟で遊覧されている備後の国のカミがこのひときわ高い蛇円山に降臨されたとき、この谷へ下ってくるのじゃないか?神路だから等間隔に神社が配置されているのでは???。奈良の三輪神社は御神体が山でそのカミは蛇の形で出現する。出雲では山でなく海から海蛇となって稲佐浜へ出現する。この備後国では、だから蛇円山へ。と妄想はガンガン膨らむ。 谷は葦浦谷。芦浦とも書かれる。古代の聖地には芦と付くところが多いし。山中にある「浦」の地名は水と深い関係。 まず始めの神社は6世紀の古墳の上につくられた小さな祠だった。 その神社の対岸の尾根高くに大きな杉がたつところに、神社らしき屋根がみえた。地図には記載されていない。自転車がジャマっへのぼり。祠に三つの石つくりの祠がならんで鎮座されて、側に辻堂があった。ここが昔の街道すじかも。それにしても急坂です。 地図で二つ目は八幡さん。 その次、3つ目はひどい坂のそば。神額もなくて、不明。 道は山中にはいって民家も途切れた。地図にある神社マークをさがすと、車道からすこし入った場所にあった。荒神さん。そばの枯れた幹に注連縄がどくろしている。 ここらで、もうヘバッテしまった。道が尾根をトラバースするようにつけられて、これまで徘徊した府中の山並みが美しい。なんとか走れる。いよいよ山頂。無線塔のそばにながーい階段。これをいかなきゃ。頂上に祠があって、そばに、読みにくかったが、芦浦の谷の奥におおきな岩に祭られていたカミをここに移転したように読めた。 展望は瀬戸内の島々まで広がって、青空に粉雪がまって、これが「冬」。カミも北風にのってサーフィンされていることだろう。川へ入るには寒すぎるもんね。
by forumhiroshima
| 2010-02-04 18:58
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