こひちろうの独り言


マネージャーの独り言を綴ってみたりします。
by forumhiroshima
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メモ帳

旧京めぐり-信楽京へ②

恭仁京遺跡の草むらのそばの疎水の河上へむけて古道を走り始めた。少しずつ高度をかせいで木津川の流れがキラキラ光ってくる。古道は傾斜をすこしおおきくしだした。疎水は古道と離れて、すこし下の先にみえる幹線道路とならぶ和束川から引かれているようで、尾根を巻いて視線から消える。その水路には細い土手道が続いて、その幹線道路に入る様子だが、急坂にみえる古道を選んだ。お茶畑に囲まれて、登ってゆく。「冗談は抜きにして、峠越えのない旅行は、正に餡のない饅頭である。昇りは苦しいと言っても、曲がり角から先の路の付け方を、想像するだけでも楽しみがある。 柳田國男/秋風帖」ましてや、耕して天まで届いたお茶の畑の幾何学模様のなかとなれば、昇りはいっそう楽しみになる、わきゃないけど。

でもここからはじまった、幾つもの尾根をできるだけ同じ高度で越えてゆく道は、尾根越えの度にモザイク模様の茶畑が万華鏡の中といっても、大げさではないといえる。新茶の畑は若緑が光って、ある場所では刈り入れられたカッターの刃の角度ですこし黒ずんでラインになっていたり、刈り入れがこれからの畑だろうか、シートでおおわれていたり、景色は新緑一色ではない。
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天平14年(744年)に恭仁京から信楽京へ道が定められたと日本書紀にあるそうで、その道がもしかすると、あの恭仁京跡からこのルートへのつながり方の自然さからすると、この道が、もしかする。尾根から道は下りだすところから、広く新しくなる。和束の町へくだってゆく。
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ここに安積親王墓・アサカノミコがある。「紫香楽の宮の造営ははかどらず、しばしば火災に見舞われた。安積親王が亡くなったのはそのころである。藤原仲麻呂が毒殺したともいうが、聖武天皇の長子で十七歳であった。・・恭仁京と信楽との往復の途上、天皇はどのような思いで眺められたことか。 白州正子/紫香楽の宮」
大伴家持の皇子への挽歌がこの墓を歌っているとその本にあるが、この古道が天平の古道であるようだ。
和束川は細い谷間をながれる。幾つもの支流が流れ込む。それだけ氾濫も起こりそうだ。古道はまた尾根へむかい、その尾根の集落は茶畑を営んでいる。その事業の最大の稼ぎ時が、この新茶の季節。コメはKg単位だが、お茶は100g単位だ。どこもかしこもお茶の畑に造られて、緑に光っている。道はいったん河畔へおりると、湯船という集落に入った。
信楽への道路標識にしたがって、すこしの昇りの車道を走る。自転車にもちょいちょい出逢う。後からの自転車にスーと抜かれる。
小さな分岐があって、そこに標識がある。車道をはずれて谷間へはいるコンクリートで舗装された道が、古道だとあって、この先の峠が「柞峠」だとあった。フリガナはついてない。
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白州正子/紫香楽の宮にこの読めない字の峠が書かれていて、「はじまていった時は、恭仁京かた木津川伝いに入り、和束と朝宮の間で迷ってしまい、信楽へついたのは夕方になった。今から思うと、そこが廃道となった天平時代の信楽道で、柞峠・ハハソトウゲというらしい。柞という木を私は知らないが、柏の別名であるようで、紅葉の美しい山道であった。昔はここに柞の大木があって、志賀・栗太・甲賀の土民が、畑に日が当たらなくて困ったので、伐ることにしたという伝説も残っている。それにしても聖武天皇は、なぜこんな辺鄙な所に都を造ろうとされたのか。」

古道は沢沿いに伸びて、尾根にかかり急登坂になる。
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あたりはここも茶畑。展望のある尾根のピークをぬけてくだりはじめて、また高度をとりだした。峠道には表と裏があると、峠が好き?らしい柳田國男が書いている。「麓から頂上までの路は色々屈折していても、結局甲乙に二種類に分類することができる。甲種は水の音に近い山道、乙種は水の音に遠い山路である。前者は頂上に近くなって急に険しくなる路、後者は麓に近い部分がより険しい路である。 柳田國男/峠の裏と表」「表口は登りに開いた路で、裏口というのは降りに開いた乙類の路である。初めて山越えを企てる者は、眼界の展望すべき相応の高さに達する迄は、川筋に離れては路に迷うは故に、出来るだけその岸を行くわけであるが、いざ此処から降りとなれば、麓の平地に目標を付けて置いて、それを見ながら下りる方が便利である。」
つまり、登りは直登で鞍部へ。降りはつづらに沢筋を避けて。ということになる。
自転車での登りはマジ路面しか見てない。ホッとしてもその道先ほどの展望だろう。降りはただただ、曲がりのアウトサイドのペダルを踏みつけるだけだ。路はまず意志を持ったものによって、始められる。そこは荒野だ。車輪は回らないのだ。
しかし、路面しか見てない登坂の時間に、自分はこの道をつけた先人はどちらからのぼったのだろうか?などと、この峠の裏表の説を読んで以来考える。そうして、耐えしのぶ。
それでも、峠のないサイクは餡子のない御座候なのだ。

峠の下りは茶畑のあぜ道になってしまった。廃道は、畔となっていた。
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峠から集落へ着く。朝宮という場所。そこに古道の地図があった。そこには、峠はホソ峠と記入されていた。芭蕉の奥のホソ道は細でなくこのホソで、このホソにはもっとちがった意味があるような。そう思う峠だった。はて、どちらが表だっけ?
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東北道と記載されている。先日登ったオトギ峠への道が、東海道とあった。天平の幹線道が復活している。
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by forumhiroshima | 2012-05-16 12:37
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