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こひちろうの独り言


マネージャーの独り言を綴ってみたりします。
by forumhiroshima
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年賀状

あけまして、おめでとうございます。
一ヶ月もグログをかけませんでした。というのは、11月の終わりごろに神戸の郵便局から年賀葉書の配達業務に働かないか、とお話がありました。昨年西宮郵便局でのアルバイトのときの課長さんが、神戸の郵便局へ転勤されていて、覚えておられたようです。オレでもお役にたつのかと、すっかり舞い上がって、駆けつけると明日からこいとのこと。自宅からの距離も10kmあまりで、自転車通勤にもってこい!と軽いきもちでゆきましたね。でも仕事は昨年の短いアルバイトの経験なんてクッソクラエ!!です。すっかり、仕事覚えてすすめることに、いっぱいになってしまったのです。
元旦の年賀状には、どなたも思い出があるですよね。小学生らしい男の子の文字でかかれた同級生らしい女の子へのハガキやおばあさんへのハガキには、とても暖かさがあって、大晦日になっても翌日の午前中配達のへの作業を、スタッフみなさんがんばっていました。大晦日は9時過ぎまで整理、元旦は7時スタートでした。
わたしの配達区域でも、どこもそうだそうですが、郵便受けの前でおじいさんやおばあさんが早朝にまっておられて、今年は早いとお褒めいただきましたよ。
配達はそれだけじゃなくて、年賀状をくばらない家のリストつくりも平行しておこないました。「こんのは、おかしい!!」という電話もあるのだそうで、正確な返事のためだそうです。でも、配達しない郵便受けは、リスト作りのせいか、とてもめだって、さびしそうでした。
新年の最初のそして年間のなかでも最大級の歳時記の神輿をかつぐ人々に中ですごせた時間はとてもたのしくて緊張感のあるものでした。声をかけてくれた課長さんに感謝してます。
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そんないそがしい年末の中、以前資料で見つけていた賀茂の神様の神社へ走りました。地図をだすと、以前走った摂津と丹波の国境の山、尾根に周囲をかこまれて、麓から標高差100mの急坂をこえる小さな集落でした。さきに訪れたとき、お寺の屋根が午後の日差しに黄金に輝いていて、必死で写真とったのですが、手ぶれになってました。十軒にみたない民家は南向きにたてられ、その足元に田んぼがひろがって、静かなところでした。そこへのコースは、伊丹市の昆陽寺・コヤテラのそばの道から、川西市の鴨神社をぬけて北摂の山並みへはいります。
昆陽寺は8世紀の僧侶、行基のつくったもので、そばに多いな昆陽池もかれがつくったという伝説があります。この伝説に注目して、昆陽寺にあつまってくる古代道路の設計を研究している足利健亮さんのいうところ、古代道路は直線であるという事例が発表されているルートです。
難波宮にいたこともある聖武天皇とコンビで難波宮の北にかけられた長柄橋、そして東大寺大仏殿などの建設推進の中心人物です。
古代道路が直線に作られるということは、とても面白くて、そんな場所を見つければすぐに走りにゆきます。でもほとんど真直ぐにはおもえないところばかり。古代道路ってとても広くて、時の権力はよわまるとすぐに畑にかわって、そのうち家が建つのだそうです。京都の朱雀大路もいまは二車線ありません。みなさんたくましい。だから、はしっても直線には感じません。直線を交差させて、四角に設計してその工事を行なうって作業は、おおきな力のある人でないとできないってことで、逆にそうすることで行き届いて管理しやすくなるってことで、権力側の発送ってことでしょうか。そんなことは、どうでも、橋ってたのしいのは路地ですよね。
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昆陽寺から鴨神社へ。ここには自衛隊の駐屯地もあるように、農地になりにくい場所で、駐屯地より標高のすこし低い場所に昆陽池などが作られていて、その下側は田んぼ、その上は畑がいまでも、都市化されていてもそんな景色がのこっています。
鴨神社は小高い丘にあって、その参道はかなり直線に残っていて、道は古い民家がならんでいます。神社のある場所は縄文・弥生時代の遺跡で銅鐸も発掘されていると、境内におおきなカンバンがありました。銅鐸の製造工場が伊丹飛行場の東の茨木市にあって、博物館になって、ここで発掘された銅鐸の鋳型でつくられた銅鐸が出雲からも発掘されました。鴨神社と銅鐸はセットかともおもったりしてます。京都の賀茂神社ではいまも銅鐸を鳴らしているときいてます。
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川西市に流れる猪名川の支流の余野川にそって登るルートの各所に旧道が残っていて、この道を余野街道とも行基道ともいわれるそうで、足利先生の地図には猪名川をさかのぼり、能勢妙見がマークされて長尾山直道とありますが、行基関係の久安寺が余野街道にあることから、どうですかね。
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また古代の地形復元という作業は大変でしょうが、日下雅義さんの6~7世紀地図からは長柄橋から昆陽寺への直線道路は、まだ砂洲が発達していないだろうと、読めます。
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このあたりは、昭和初期に民家で埋まってしまって、そんな古代の景色は想像できませんが、その家々もすっかり風雪にさらされてきて、路地は鉢植えで埋まりだしています。
その景色が新しい時代に変わってゆく姿は今は想像もできません。だから「三丁目の夕日」になるのかな?未来が見えない?

余野は小さな役場にあるところが町といった場所ですが、役所そばには食事処があったのですが、コンビニがとって変わりました。でもこの町にはドライブインと中華料理店がありますよ。
ここから以前走ったルートを外れて、山中の集落を経由する峠道から一度くだって、あの標高差100mの峠にいこうと、強気のルート選択です。山中の小さな集落はいいですね。どこもすこしづつ違っていて、たくさんの小さな集落ファイルにのこった景色は教えてくれます。
下って、つぎの登りにはいる前に神社が道側にある、そこの案内には、行基の勧請とあります。行基さんは攝津ではどこにも現れます。

急坂に入って、けっこうのダンシング。そろそろ押しかよ!と先がみえないつづら道に、丁度車が走ってきました。そんなタイミングでは押しを選べないですよね。無理しても降りないゾオ!
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集落が見えて、景色の中の鎮守の森をさがしたのですが、みあたりません。地図は集落からはなれて山中に鳥居マーク。集落の端から折り返して山中への道にとると集会所があります。ゼッタイここだと、反対の尾根側をみるとちいさな石灯篭発見。
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お寺は住職さんのもの。神社はパブリック。だから集会所がよくひっついてます。鎮守の森は見当たらないはず、竹の林のなかに玉依姫さまは鎮守されていました。
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きれいな環境ですが、水の神様だとおもていた、賀茂の玉依姫さまに水が見当たらない。と眼下の田んぼの中央に小川が切れ込んでいて、この流れは?と地図。すると高槻市へながれる安威川の源流がどうも此処らしい。
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川下に、賀茂神社があります。それも二ヶ所に。
by forumhiroshima | 2013-01-06 15:58
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