こひちろうの独り言 |
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朝露に光る紅葉はきれいなものだ。雨にぬれた紅葉の山々はそれをでかく拡大した景色になる。
強風に予報に、紅葉の山々が吹き飛んでしまうかも?と、雨の吾妻山へ。中国道をかこむ山々が、油絵の様相でつづいて、もっと高度がある中国山地脊梁部の景色はいかに、と弾む気分で比和のいちばん北にある山王の集落からスタート。 赤や黄色にそまった尾根の道は、田んぼにおられた神々が山へと帰られるとき、そこの命が燃え尽きて、炎の色に変わるのだという。一厘の風が通り過ぎると、木々の緑が紅にかわる景色があった「もののけ姫」の映像どうりだと、おかしな感心をする。 吾妻山休暇村へのルートはほとんどが杉の森で、その濃い緑とすこしだけのぞかせる広葉樹の黄色のコントラスト。休暇村の入り口からの下りは、横殴りの雨となった。路面一杯にひろがる落ち葉もぬれねずみで、黒黒とひろがって、そのうち肘が震えだした。 大馬木におりて、ずぶぬれの上着を着替えても、寒さがぬけない。これはあぶない。 大馬木のJAの食料品店にとびこんだ。もう暖房が入っていて、うろうろしながら体を温めようとしても、いっこうにもどってこない。男性の店員さんが一人で、となりのJAは横田へ移転していて、もぬけのカラになっている。「お湯もらえませんか?」「いいですよ、ちょうど沸かしたところです。きょうは特別寒いですよね。自転車では大変でしょう」 カップラーメンにお湯だくで、とにかく胃袋に突っ込む。座れといわれたけど、たってる足元は水浸しになってるほど。そこへ郵便屋さんがやってきた。彼もバイクで配達途中。寒いからと、ここへ。 「旅人になりましたよ」と、どこかで聞いた旅人への親切が、現実になって自分にきている。 なんとかもう一度やってくる峠越えへでかける気になることができた。 雨具は、店で取り扱ってる自転車のウエアーのメーカーのもの。自転車でひどい雨でも走るって、きっと想定してないのだろう。一応使ってみるが、たよりないのだ。紅葉って、日の光加減と、水分の絶妙な関係な景色なんだ。そこえゆけば、きれい!って紅葉は、お庭にかえでぐらいなもんだ。と、ウエアーをうらんでしまった。でも、だから「旅人」になれたのだけど。 ぬれないレイインウエアーさがすしかない。いつも「親切」にたよっておれん。 お店で大馬木はすごい!スピリチアルだ!と、叫んでいると、店員さんも郵便屋さんも「・・・?」。さっそく、昔の民俗調査を送ることにした。いいとこ住んでるから「親切」できるのだと。ありがとうございました。
by forumhiroshima
| 2009-11-12 12:32
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