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こひちろうの独り言


マネージャーの独り言を綴ってみたりします。
by forumhiroshima
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田舎へ

西国街道を東へ。茨木の山すその太田周辺にも住宅化の大津波が洗っていて、「一戸建て住宅にすむ」は都市の神話なんだと、その威力に上代の神々の話もふっとんでしまってしまった。

このあたりの古墳は、そこに塚原の地名がのこるように、すさまじい数で点在していて、それでもまだ一軒やの住宅地をおしとどめているようにもみえる。そんな古墳めぐりのうちに、「キリシタン」の標識を見つけた。それって、なに?
田舎へ_d0089494_9284346.jpg


この茨城にキリシタン大名があって、たくさんの信者がうまれた。その中心地が三嶋であったという。太田から南へ、淀川の河畔からこの大田ほどが古代三嶋になるのだろう。神々の神話の後に、現代の神話がおしよせるその前に、あたらしい神の神話がここに存在した。

西宮から茨城へは西国街道を走っている。といっても江戸時代よりあと、明治の県道ってほどの自動車も通る整備された道なんだけど。その県道のバイパスが国道171。その喧騒をそばに聞きながら、住宅地を走っている。そんなサイクリングは、緑が足りない。街道にはたくさんの遺跡と掲示板が整備されて、それなりに「旅」なのだけど、自然がほそい。そこに、イエスが出現したのだ。

北摂の山中へはいる車道は、そこそこの交通量で、カタツムリの速度の自転車もオジャナってほどの迷惑はかからないようで、幅寄せされることもない。から、ますますカタツムリ化してしまう。
「キリシタン」の里はおおきな表示が道路のうえに掲示されていて、迷うこともない。幹線道をはずれる峠道にはいると、やっと自然が顔をみせだした。
田舎へ_d0089494_9411143.jpg

家々にたたづまいもりっぱなもので、「クリシタン」への自分のイメージとはかけはなれている。大阪の夜景がみえるのでは?という高台に「キリシタン遺物資料館」の白い建物
田舎へ_d0089494_9434047.jpg
があった。
入館無料とお弁当中のおばあさんがパンフレットを渡してくれる。すぐに来館の人、けっこう繁盛している。お弁当が減らない。
ちいさな展示場はすぐに終わってしまう。十字架のある墓碑へと向かった。小さな表示がオシャレだ。
田舎へ_d0089494_9465774.jpg

くもの巣のやぶのなかに、その墓標が一つだけおいてある。一つだけなのだ。
田舎へ_d0089494_9481563.jpg

資料館の集落の奥の集落にも遺物があるとパンフレットにあった。山道にもすこしなれてきて、もう一山いおってみるか!
小さな郵便局のそばの小山の上にその遺物のあるお寺がある。そこでみつかった墓標は手洗い水の台座などであったとある。
田舎へ_d0089494_9514969.jpg

寺からすぐの民家の納屋からも遺物がはっけんされている。
田舎へ_d0089494_9524554.jpg


信仰が、いきのびてここにあったのではなくて、ここに17世紀に信仰があったという印象だった。緑の景色は、秋を引き寄せていて、稲穂がそまりはじめていた。やっと、緑につつまれた。
田舎へ_d0089494_9554034.jpg

by forumhiroshima | 2010-09-21 09:56
<< 藤原鎌足のこと オオタ >>


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