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こひちろうの独り言


マネージャーの独り言を綴ってみたりします。
by forumhiroshima
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十三

大阪梅田から阪急電車の特急の最初の停車駅は十三/ジュウソウ。本州の最果ての青森の港は十三/トサ。生駒山に十三峠がある。ならば十三とは?ってことになるが。
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「大和途方には鎌倉の時代から村の墓場えお一ヶ所にもうけることがはじまった。六地蔵や十三仏が祭られる。それはそこにに共同体が発生したことを意味する。これは生駒の各地に見られる。宮本常一」墓所の形からもわかることがあるってこと。
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河内の物部氏をながく調べた鳥越憲三郎氏の昭和48年発行の「飛鳥と難波」にこの峠の石仏の写真があった。
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河内平野から大阪湾、振り返れば奈良盆地という峠にたつ石仏に遭いたいとおもった。600年も前の地蔵が峠に立っている。そこにいってみたい!
自転車で峠を上りだすと、不思議な感情にとらわれる、こんなこときつくておかしい!。とても自分ってわからせる!こんなことほかにない!。そんな自分を考えていてもトップにたつと、上がってきた道筋よりも峠という境界線に気付く。上りきって終わったのじゃなくて、ここからあたらしい場所へ下ってゆくという、未来がそこにある。はっきりとした区分がわかる。もしかすいると、「自分が変われるのじゃないか?」という可能性すら感じる。

峠へのアタックは必ず往復でパスハンといつからか決めてしまって、この実行がけっこううっとおしいのだけど、忠実にそのルールをまもっている。この十三峠も二日がかり。
生駒山系は登山とか自転車族にはつまらない山だ。その訳は尾根に自動車の有料道路が走っていて、やっと取り付いたトップに自動車がブーンと。この十三峠はその名はここに十三の古墳がならんであることからという。
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昔の聖地ってことだ。が、この自動車有料道路の下にトンネルがあって、お地蔵様も古墳も見逃してしまう。どうしてこんなことしてしまったのだろう?

この峠へ東から、つまり大阪側からは東から入るルートをとっていると、古道になって、尾根になっても自動車道とはなれて山道が続いた。西からは自動車道の下のトンネルでいっきに下りになって、石仏も見つけられなくて。東からの道も古道をたどらなければ、このふるい峠のトップには行き当たらなかった。

大阪の十三はツツミとも言っていたらしくて堤のこと、淀川と陸地の境界。青森の十三は蝦夷と北海道の境界。どうも十三はそんな場所らしい。十二支がおわるとはじまりだが、それは十三でもある、ってことらしい。トンネルが十二でそのうえの自動車専用道が十三、なんだろうかね。


峠の東斜面に弘法大師が見つけたという泉がある。
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峠のはじまりの道側に自転車乗りがいた。若くてほそい足と腰。とても速そう。追い抜くのに躊躇して、スタートしてくれるのをゆっくり進んで待っていたが、スタートしそうにない。年寄りをもてあそんでは、いけないよ!なんてブツブツ。その前をすぎてつぎのカーブで、吾ながらおかしいほどダッシュ。でもすぐにヘロヘロ、ちょうど弘法大師の泉への分岐。よかった!とそこへ入った。やはり、弘法大師さまさま!!ですよ。
by forumhiroshima | 2011-02-02 20:12
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