こひちろうの独り言 |
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ツーリング中に休息の幾日かをすごすことを、停滞といっていました。同行の友人に“ここで停滞、停滞!”と叫んで、自転車おっぽりだし、です。さあ、殺せ!!。もう走れないぞ、走らんぞ!。「停滞」って、暖かい言葉でした。
いまマジ、自分は人生の大停滞の生活に、そんな「停滞」って時間をさらに重ねたくなって、それって、おかしいだろう?とかなり心重いのですが、山口県と島根県の県境の仏峠を西にくだって、出会う広い空の下に流れる田万川の河口へ向かいました。そこでキャンプ生活です。 河口は日本海の強い波に砂が戻されて、河口をせき止めているように砂洲がはりだして、その隙間を川が海へはいっています。いま川岸はすっかり護岸工事で固められているのですが、古代には干潟だったろうと想像しています。 海側からの河口 川上の橋からの河口 コウノトリのいる円山川の亀岡、というより城崎温泉のある場所も、古代河口が閉ざされて、そこを蹴破った神様の伝説があって、その神様は出石に祀られています。この田万川河口に、そんな神話の蹴破られる前の景色が今に残っているように想像していしまいます。その昔にコウノトリも舞っていたのでは? 干潟がある土地はハカタにしてもニイガタにしても歴史ある場所で、それが生物の影が濃い場所でもあるのですが、だからまた神話や伝承が残ってるのです。でもこの田万川には、そんな話さがしても、まだ見つけてないです。江崎の集落にはすこし昔の暮らしが残っています。 ひじきって秋が旬だそうです。春じゃないんだ。 その河口に神話を想像するだけのために停滞したいのでなくて、便利なんです。じつはここにはキャンプ場と海水浴場と温泉施設とレストランと道の駅とコンビニとスパーと郵便局がそろってるけど、民家はみあたらないのです。なんとバラバラなんだけど、リゾートなんです。つまらないほど便利です。ってことはここが、新しく開発?された場所で、それまでは干潟につもった砂と芦のハラッパだったのです。数十年も前にここを走ったとき、真夏ですが、砂洲にキャンプしてました。海で泳いで、その後に川で泳ぐとサッパリできました。地名にも瀬尻とか松崎とかに、その面影を感じます。いまも早朝にカモの一団がやってきます。ケンカしてます。サギもナワバリにして一羽まけてません。タカもやってきます。もちろんカラスはうるさい。自然、豊かです。河口の朝は海霧でみたされて、漁船がやってきます。そんな場所に温泉施設をつくった人たちに脱帽です。ありがとうです。自分もここに、いつもひきつけられます。そして停滞します。その人たちもそうなんでしょうね。 今回は、西隣の須佐のJR駅そばの食堂で、透明な採りたてのイカくって、ビールやって、ふらふらキャンプ場に帰ってきて、温泉入ってました。大人の「停滞」ですかね?軟弱ですね。情けないけど、いいんです。 河口の海岸から岬への遊歩道が入っていて、その途中に展望台があって、夜のイサリ火もばっちり。「イサリ火って哀しいね」なんて、心のマッサージもできますね。キャンプ場は街灯があって、夜半まで点灯してますが、消えると満点の星の空、田万川をうつしたように、薄っすらと天の川も。 あまりの軟弱さに、反省がてらそばの標高530mの高山の山腹にある高良という地名の場所へ。結構な登りがウラウラと上がっている途中にその集落の場所があります。扉のはずれた祠の仏様は健在です。秋の草を燃やす煙も昇っていて、まだまだ健在な農家が点在してました。「高良」って場所にはどこでも、気付いたらいってみてるのですが、どこもけっこう高い場所にあって、コウラは古代の朝鮮半島の国、高句麗の別名とか?。九州の筑紫平野の守り神が高良神社ですよね。ここも高い。備後・府中にも地名としてだけのこってますが、ここも高い。高いから高良なんて?? その場所が古代の山城って伝承もそこかしこにあって、この田万川には?、と。 ひろいあおい海原が目の前に広がっていました。
by forumhiroshima
| 2011-11-04 09:22
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