こひちろうの独り言 |
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賑わいのある観光地へ自転車ではいると、どうもいけない。周辺への違和感を振りまいてるし、人ごみにであえば、自転車押すしかない。“奈良まち”の路地も人だかりもそこかしこにあって、こみあった路地の入口で引き返した。
東大寺もすごい観光拠点で、自転車は連れて行けない、とおもっていたが、けっこう自動車が入っている。自転車は東大寺の西端の転害門そばにおいてきた。それは、司馬遼太郎の「街道をゆく24/奈良散歩」に、 「私はこの(東大寺境内)境域のどの一角もすきである。 とくに一ヶ所をあげよといわれれば、二月堂のあたりほどいい界隈はない。立ち止まってながめるというより、そこを通り過ぎてゆくときの気分がいい。・・・・・・・・ 二月堂へは、西のほうからやってきて、大湯屋(オオユヤ)や食堂(ジキドウ)のずっしりした建物のそばを通り、若狭井のそばを経、二月堂を左に見つつ、三月堂と四月堂のあいだをぬけて観音院の前につきあたり、やがて谷を降りてゆくという道がすばらしい。」 大仏殿一画をのぞいて境内は自動車が通行しているし、駐車もある。「ここは町方がとけている」と司馬さんが書くように、普通に道路だけど、やはり境内って感じがする。うっかり、走ればそれなりにプレッシャーがありそうだ。それって、楽しくない。司馬推薦ルートは歩き出なきゃ、いかんでしょうね。 司馬さん推薦の二月堂への道は、大仏殿からはじまる境内巡行の方向から逆方向のようで、下ってこられる人が多い。 二月堂への「屋根をもつひとすじの石段」を上がると、二月堂とそのそばの二月堂茶所にでる。ふるいガラス戸をひいて、すぐそばの、今年のお水取りの参加修行僧リストのA4のハリガミがフワッとゆれた。お水取りをみたい、と思った。 街道をゆくに、二月堂にきた司馬さん一行が、下ノ茶屋へ移動するときに、この下ノ茶屋の「茶屋でありながらも、古文化財のように本瓦でふかれた重い屋根をもっている。いつごろの建築かわわからない。・・・一度この茶屋に入ってみたかったのである。軒下にたって・・・望遠レンズありますか、ときいた。“ある、”という。私は、下ノ茶屋を指差し、“あの屋根の上の中どころに、瓦焼きに焼いた小さな鐘馗さんが立っています。望遠なら見えるでしょう”肉眼だと、古瓦のあいだに指一本が立っているほどにしかみえない。」 二月堂の欄干から、この下ノ茶屋を探して、古瓦の建物の屋根を見わたしてみる。下ノ茶屋じたいが東大寺の境内地図に書いてない。眼をこらしてみても、どうにも発見できなかった。 帰宅してHPで、東大寺の鐘馗さんを検索。どうもみなさんご苦労されている様子。未発見のようだ。こんな写真もあった。 この下ノ茶屋は、改築されたらしい。1261年つづくお水取りのある世界遺産の中でも、いろいろ変わっているようだ。
by forumhiroshima
| 2012-01-17 09:00
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