こひちろうの独り言 |
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丹波の国は小さな盆地がつながっている。篠山の食堂で見た丹波新聞に「篠山出身の歌人、 小畑庸子さんに、 「まとひたるものがばと解き湯に浸る丹波ささやま夜の底にて」 という歌がある。 古里の湯に浸り、 自分をおおっているものを振りほどき、 素の自分に戻る。 その心地よい開放感。 素の自分とは、 てらいや世のわずらわしさとは無縁の山家の猿かもしれない。(丹波新聞)」と記事があった。たしかに四方を山々に囲まれた盆地の底にいるように思える。
篠山から福知山へは幹線道はトンネルになっていて、トンナルはニガテでそこを回避したくて篠山の北にある栗柄峠にむかった。ここが篠山黒豆の発祥地の一つとあって、ゴルフ客ねらいか、道沿いに小さなテントで直売コーナーをお百姓さんが出している。賑わっていて、収穫の季節はあつい。 地図では栗柄峠からは細い道の標示で、険しくて、整備されてないのかと、ドキドキ。峠への分岐に「谷中分水界」のおおきなカンバンがさえぎった。そこには幅150mほどの谷間の田んぼの両端に川があって、南の川は瀬戸内海へ、北は日本海へ流れるのだと書いてあった。この地形を「谷中分水界」というのだともあった。 篠山から尼崎へむかう武庫川と篠山川とはつながっている。武庫川の源流は田んぼの中の運河にある水門になっている。この運河は直線に造られていて、その北の尾根に稲荷神社があった。お稲荷さんは、このような工事がおこなわれた場所では、その測量に使用した縄をおさめる場所だという。町のビルの屋上のお稲荷さんもビル設計にかかわっているのかもしれない。 栗柄にも地図に神社とお寺のマークがあって、その神社をさがしたが見つからなかった。お寺は古いお堂で観音様がおられるようだ。ふるびていて、とてもいい。 峠と地図にある栗柄峠は、この観音堂からいっきに下り始めた。ではあの谷がトップであったのだ。ラッキー!! 下り終えて、丹波市春日に入った。幹線道路R176を右にゆけば福知山になるが、左へもどるコースをとった。R176が水分・ミワカレ街道という標識と、「谷中分水界」の標示を見つけたからだ。それにここが「日本列島の最も低い中央分水嶺」だというカンバンもある。 水分公園まで整備されていて、湧水のながれる溝が分岐されていて、「瀬戸内海へ日本海へ」と標識までたててある。すこしやりすぎですね。このあたりに降った雨はどちらにでも流れますって谷だってことで、ここの分岐だけじゃない、でしょうに。 福知山からR9にはいって南丹市園部へとむかった。とても車が多くて、そても大型トラックの列。すっかりヤルキ失ってきた。福知山でさがしても食堂もなくて、腹も減ってしまって、R9をはずれてJR山陰本線のはしる谷間へ。路線ぞいに走れば、いつでもサドルの下の輪行袋のおでましさ!!ビールものめるぞよ! 路線にぶつかるとなぜか?ヤルキになってしまった。それは、実は道がすっかりフラットになってきたからだとは、後で気付いた。 じつは日吉町胡麻という場所も「谷中分水界」であったのだ。それも京都へながれる保津川(桂川)と丹後、天橋立に入る由良川との分水界だ。京都から日本海がつながった。 ここから園部へは快調な下りだった。アットの間に園部の町へ入る。JR園部に立ち寄ってみる。列車の時刻表を見るだけ、のつもり。駅前にコンビニもある。軽食でもと、入ると正面にビールコーナー。次の列車は40分後。 ビール缶を持って、プラットホームでグビ。丹波は広いのう、じゃ。走るのこれくらいでいいのじゃ。グビ。 丹波の盆地は川でつながっている、とまで思ってしまう。江戸時代ここに7つの国と7人の、お殿様がいた。なぜだろう?
by forumhiroshima
| 2012-10-31 13:52
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