こひちろうの独り言 |
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おでんの季節ですね。
松江は広島のお好み焼きほど・・でもないけど、おでんの町です。瀬戸内のまっくろい汁のおでんもいいですが、ここは澄んだおつゆです。 出雲の山地の紅葉の進み具合でも、見ようか?と頓原へ。 先般出雲-備後往還の古道をトレースした際、頓原で国道をはずれる旧街道を外れてしまってました。琴引のスキー場のそばのルートで、そこに安波岐という地名があります。 四国の阿波の国に和奈佐意富曾神社・ワナサオフソがあり、ここは阿波の海人たちの神様で、この人々は丹後半島の峰山で天女伝説をのこし、出雲に移動したのだといってる人がいます。 出雲・松江の西の玉造から南へ谷を詰める場所にアワキワナサ神社があって、この移動の痕跡だといってます。どのくらい昔にことなのか? その出雲のワナサ神社からどんどん南下して中国山地の懐に頓原があって、ここから脊梁の山の峠・草峠・クサンダオには、出雲風土記で関所があったとかかれています。風土記の時代には人々はこの盆地の開拓をすませていたってことでしょう。 地名にシラキとある場合、そこは朝鮮半島の新羅からやってきた人々によって拓かれたといわれます。新羅来となるのでしょう。それなら安波岐は阿波の国からやってきたってことなら、楽しい!で地図にはでてないけど、ワナサの神様がおられたら、発見!!ってことに。なんて妄想ですが、真剣にさがしてみました。 集落の西の入り口に小さな、でも巨木でかこまれた茂みがあって、そこに小さな祠を発見です。アワキワナサ神社は印象として、縦長の拝殿でした。ここもずっと小さいのですが縦長です。額もかかってるのですが、よめません。ワナサの神様と、しておきました。 ![]() 山ひだに点在する民家の集落から、気分のよいくだりですぐに頓原の町に入ります。国道ぞいのスーパーをはずれると、家並みの町はカーテンのおりた家がつらなっています。もうその家並みが途切れる路地におでん屋があります。 ![]() イタリアやフランスの田舎に三ツ星レストランがあって、その発見は楽しいものだそうですが、いったことないのですが、このおでん屋は三ツ星レストランなんです。 ちいさなドアをあけると、L字のあつい板のカウンターにかこまれて、ステンレスがピカピカかがやいてるオプンキッチンです。その中央にでっかい四角なステンレスの箱にあついスギ板の蓋のおでん鍋が、蓋の隙間からゆげを登らせています。 ![]() メニューの一番最初はおでんでなくブタ汁なんです。 ちょうどもう90歳はとっくに越えた風貌のご夫婦がならんで食事終わったってところでした。のこした焼きソバをパッケージしてもらって「おじいさん、斜めにしないでね」と出てゆかれました。 病院帰りで、お食事だったようです。 自分の前におでんとブタ汁小と大ご飯が並びました。良い匂いです。汁はみそ煮込みで野菜いっぱい。おでんの油揚げは、幅5cmに汁をすってふくらんでいます。スジ肉は歯ごたえあるのにジューシー。 ![]() この幸せを静かな町や近郊の家々に配ってるこのお店は、いったに何者?ただものではありません。病院帰りにスーパーで冷えたお惣菜をかわずに、ここでおでんの湯気の中の時間をえらべる、老夫婦もきっと同じ気分でしょうね。 おでんはワナサの神様とここにやってきてます。
by forumhiroshima
| 2008-10-25 19:56
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