こひちろうの独り言 |
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備後の国ツアーもすっかり氷の世界に、走りたいところがなってしまってる。二輪ドリフトは怖すぎる。
春の兆しをさがしに、生口島の南海岸へ。ここに御寺という大きな寺院がある。いつも本堂が開け放してあって、仏像などの盗難があるご時勢には、めずらしくて、あったかい気持ちを感じる。古いお寺だそうで、名だたる高僧の伝承や痕跡がある。奈良時代からの歴史があるそうだけど、境内も明るくひろくてなぜかな抹香くさくない。好きな景色のあるところだ。 お寺の山門から直線に海岸へ広い参道がのびている。そのまま海が見られれば、もっと明るい印象になるのだろうが、残念ながら、正面にお店があって、さえぎっている。 ![]() ここには幾度も寄ってるのだけど、冬の晴れた空に、白く遠くに山がみえた。四国の山脈だろう。参道の中央にその峰のピークがあった。帰宅して、地図にこの参道にそって直線を南に延ばすと、石槌山の山頂にぴったり到達した。ドキドキ心臓が鼓動をうって、頭が真っ白になった。 今回もすこしこの景色を期待していたが、うす曇の空に、解けてしまっている様子だ。 水の精霊をミズチといって、石の精霊をイシヅチという。この山頂の岩塊は、古くから、8世紀には知られていたそうで、空海の修行の場となってもいる。修験者の聖地。 お寺から参道を通して、雲かガスは分からない空を見ていると、どこかに、おふくろがいるように思ってしまった。 戦死した遺体をアメリカでは、保存処置をして、帰国させてアーリントンの墓地へ埋葬するが、先の大戦で、戦死したひとの家族へ、一個の石を壺にいれて、わが国へ届けたという。みなそれを普通に受け取っている。同じ人間でもちがう。グローバルって、うまくいかない!かな。 お寺から西と東へ古道がのびている。裏山になる観音山のちいさな尾根のひだをいくつも越えて、ところどころに池もある、みかんの木々の間をのびている。海岸からすこしの高みに続いている。点在する家をつなぐ道としてできたのでなく、道があって、家々が建てられたとおもう。谷になるところに家がある。尾根の上にある家はあとからできた。といのは、谷に井戸が掘られていて家がある。尾根には小さなお堂がある。水が水道で得られないまでは、尾根にはすめなかっただろう。そう思えるほど、山の木々は貧弱だ。そう感じるほど、土地に恵まれてない感じだ。 道にはちいさな祠にお地蔵様がたくさんおられる。お堂は細い道をのぼる尾根につくられて、鍵のない戸をひらくと、お地蔵様が七体おられた。 ![]() 海と陸の境を歩くという修行があった。辺道をゆくという。その辺道として、このみかんの中の道はつけられたのでは、と感じるほど、急坂がいきなりあったり、まっすぐいけそうなところも尾根を忠実にトレースしている。そして、お地蔵さま。 ![]() 辺道・ヘジが遍路道となったということが、わかったような気分にしてくれた。
by forumhiroshima
| 2009-01-30 16:32
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